とある技術屋の日々

かなり変なネタなんですが。

かなり昔に頂いたSONYのスピーカーがありまして、確か両方のユニットで16万円ぐらいのモノだったと思います。でもずっと使っていなくて、また使ってみようと思ったらスピーカーケーブルが見つからないんです。

オーディオマニアではない私としては、ケーブルなんて電源コードでも良いと思っているわけで、さらに言えばずっと使っていないスピーカーです。ちゃんと音が鳴るかも怪しいものになるべくお金をかけたくありません。

そんなわけで何か使えるものは無いか、ガラクタ箱と化したキャビネットの中を見たらイーサネットケーブルが目に入りました。それも7,8本。

このケーブル、知人からもらったものなんですが、コネクタの結線がおかしくて通信できないんです。クロスケーブルを作ったりシリアルケーブルに加工したりと、材料として活用していたのですがそんなにいっぱい作るものでもなく、持て余し気味でした。

まずはスピーカーが鳴るかどうかのテストだから、このケーブルを使うことにしました。ストリッパーで被膜をむいて電線を確認したら、思ったよりしっかりしていてちょっと驚きです。





単線だと思っていたのですが、より線でした。さらに直径も0.6mmあります。4本束ねると1.5mm程度になりました。妙に感心してしまいました。

ピュアオーディオの世界ってのは理解できない世界なのですが、スピーカーケーブルにも相当のこだわりがあるようで、それぞれに音が違うようです。1Gbpsの情報伝送にも使われるネットワークケーブルの音はどんな風に表現されるのでしょうか。

#あくまでネタですよ。

さて、肝心のスピーカーのテストですが、ちゃんと音はなりました。左右の音質のバランスも特に問題ありません。ただ、スピーカー台がなくて床にじか置きという、音質を語るような状態ではありません。

今週には台となるものが入手できるのでそれが楽しみです。