アクリルのPCケース作ってみた

mgw

2010年12月26日 01:25

衝動買い気味でAtomなD525MWを買っちゃったわけですが、外観も凝ってみようと思い、かなり前に買いっぱなしになっていたアクリル板でPCケース作ってみました。





横29cm, 高さ17cm, 奥行き19cmで、HDDは2台内蔵可能、5インチベイはなし、電源は標準的なATX電源を搭載してます。

思ったより電源が大きくて、STX電源にしようか悩んだのですが、値段も高いし図面をおこしてみると思ったより小さくならないことがわかったのでやめました。HDDも3.5インチではなくて2.5インチならもっと小さくなるのですが、大容量ストレージは必須なのでこうなりました。

HDDの音がうるさいか気になりましたが、これが全然気にならないくらい静かで、電源ファンも静かで、結果としてかなり静かなPCに仕上がりました。リビングに置く事も想定していたのですが、これなら問題なさそうです。





電源ユニットを覆うように紙がありますが、これは電源ケーブルの見た目がイマイチなので、それを隠すためのものです。いずれは何かイラストでも入れようかと思っています。好きな人はここに萌え絵を入れるでしょうね、きっと。

D525MWはファンレスですが、だからといってエアフローを無視するわけにはいきません。ということで、電源ファンでマザーボードとHDDの熱を廃熱できるようにしてみました。まぁ普通に電源を配置すれば自然にこうなるとは思いますが。





横には空気の取り入れ口があります。ほこりを入れないためにパンチングされたアルミ板も付いています。見た目が悪くならないように接着方法に工夫してみました。

この写真を見るとわかると思いますが、外枠は1枚のアクリルを曲げて作っています。アクリルの厚さは5mmで、これを曲げるのがとても大変。専用のヒーターで暖めてアクリルをやわらかくして曲げるのですが、5mmもあるとなかなか暖まらず、ヘタすると曲げるときに割れてしまいます。かといって暖めすぎると表面が泡だってしまいます。実はちょっと泡だってしまっていて少し残念。

なんとか完成しましたが、もう二度と作りたくないと思ってしまうくらい大変な作業でした。

次のエントリで加工のポイントというか苦労話でも書いてみようかと思います。ためになるかわかりませんが。

追記: 光モノを入れてみました。その他D525MW関係もあわせてどうぞ。
アクリルPCケースといえばLED その1
アクリルPCケースといえばLED その2

AtomなD525MW買っちゃいました
D525MWとdebianでXfceを立ち上げる

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